6.食品サンプル作りを楽しもう「さんぷる工房」
郡上八幡は食品サンプルのふる里とも言われ、
全国の食品サンプルのほとんどが、郡上八幡で作られています。
郡上八幡を彩る町屋千軒の1つを改築し作られたこのお店は、
食品サンプルグッズの販売も行っていますが、
何と言っても目玉は手作り体験です。
歴史が残る街として知られる郡上八幡ですが、
実は食品サンプル界の重鎮・岩崎瀧三氏の出身地なんです。
日本で初めて食品サンプルをビジネス化した方なのだそうで、
それによりこのあたりでは、盛んに食品サンプルが作られるようになりました。
電話で予約して、自分だけの食品サンプルを作りましょう。
また本館から5分ほどで着く北町館では、
スイーツのサンプルを中心に、本館とは違った食品サンプルを見ることができます。
また喫茶スペースもあるので、一息つくにはもってこいです。
■ 基本情報
- 名称: さんぷる工房
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町橋本町956
- 営業時間: 午前9時~午後5時(郡上踊り期間中は時間延長いたします)
- 定休日: 木曜日 (夏休み期間中は無休・年末年始休暇があります)
- 電話番号: 0575-67-1870
- 駐車場: なし
- 公式サイトURL: http://www.samplekobo.com/index.php
7.日本名水百選第1号「宗祇水(そうぎすい)」
郡上八幡本町にある湧き水。
郡上八幡の名水スポットの1つです。
由緒正しい史跡でもあります。
文明3年に郡上の領主であった東常縁が、
連歌の宗匠・飯尾宗祇に古今伝授を行いました。
その後、宗祇が帰京する際に東常縁が宗祇に
下記の一首を詠ったとされています。
『もみじ葉の流るる竜田白雲の花のみよしの思ひ忘るな』
宗祇水は環境庁による「名水百選」の第一号として、
選定されたことで有名になりました。
郡上八幡でも、指折りの観光スポットとなっているんですよ。
宗祇水という名前は、宗祇が愛飲していたことに由来するそうです。
■ 基本情報
- 名称: 宗祇水(そうぎすい)
- 住所: 郡上市八幡町本町
8.町の各所にあるポケットパーク
郡上八幡には、水利用施設の他に、
「ポケットパーク」 と呼ばれる親水施設があります。
実はこの施設は、「水緑空間」の著者である渡部 一二氏が、
町からの依頼で町で不足している広場、
散歩道などの公共空間の確保と併せた町の景観良くするために作ったものです。
実はこれが、現在の郡上八幡の 水にまつわる町並みを作っていると
いっても過言ではないと言われているんですよ。
ちなみに「ポケットパーク」とは、その名の通り
「ポケットに入りそうなほど小さな公園」という意味なのだそうです。
あまり注目されていませんが、
郡上八幡の町並みには欠かせない重要な空間ですので、ぜひ足を運んでみてください。
9.グルメ情報
うなぎの吉田屋美濃錦
上八幡の老舗のうなぎ屋さんとして、
有名なのが吉田屋美濃錦です。
うな丼は、肝吸いと漬物付となっていますよ。
関西風なので蒸しているのではなく、香ばしく焼き上げられています。
外がわはサクッとした食感ですが、
中はしっとりとふわっとした口当たりで、抜群の美味しさです。
タレは甘めになっていて、ご飯にもぴったりです。
明治時代創業のこちらのお店は、郡上八幡で初の鰻屋さんだったそうです。
120年以上もの間、継ぎ足して作られた秘伝のタレは、
創業以来の伝統の味を守り続けています。
戦時中には、樽で密閉し蔵の奥で大切に保管されていたそうですよ。
すべて無添加無着色の調味料を使っていたり、
美味しい国産のお米を使い、水にもしっかりこだわっているお店。
水は良質の井戸水を使っています。
天然の地下水だから、美味しい。
銘水の宿都とも言われているんです。
■ 基本情報
- 名称:吉田屋 美濃錦
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町殿町160 郡上八幡の宿 吉田屋
- アクセス: 高速岐阜バス郡上八幡城下町プラザ下車 徒歩1分
- 営業時間: 11:00~14:00、16:00~20:00
- 定休日: 不定休・所要時間:
- 電話番号: 0575-67-0001
- 料金:2000円~
- 公式サイトURL: http://www.yoshidayaminokin.com/
そばうどんの泉屋
さっぱりとしているので、味わい深いそば&うどんを食べたい!
という時に立ち寄っていただきたいお店が、そばうどんの泉屋です。
ここの芋かけ蕎麦は、売り切れるほどの人気メニューなんですよ。
野性味の残る自然薯とツルッとしたお蕎麦の味わいが、
とっても幸せな気分にさせてくれると評判です。
おつゆまで飲み干して、完食してしまう人が多いそうです。
芋かけそばは、とろとろしたお芋がカラダにもいいし、何よりも美味しい。
蕎麦も健康的だから、ダブルで体にいいもの、食べちゃいましょう♪
定食もあるので、ガッツリ食べたい人はそちらで。
なかなか食べられない珍しい一品。
■ 基本情報
- 名称: 泉屋
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町島谷1083
- アクセス:
長良川鉄道越美南線線郡上八幡駅から「バス」で日吉駐車場前に行き、そこから徒歩2分 - 電話番号: 0575-65-2235
- 料金: 1000円~
鉄板焼き 泉坂
やっぱり郡上八幡に来たら食べたいのが、飛騨牛ですよね。
絶品の美味しいお肉をいただけると人気があるお店が、
鉄板焼き 泉坂です。
ここの人気メニューは、朴葉味噌焼き定食!
飛騨牛のほかに、しいたけや茄子が入っています。
ボリュームには少し欠けますが、飛騨牛は甘くて柔らかく絶品です。
また、味噌はどちらかと言うと辛めですが、ご飯が進むお味です。
テーブルの上の鉄板で、じわじわと焼き上げる飛騨牛。
どれも脂が乗っており、焼き上がりまで待てない!
お店はとても素朴な外観ですが、そこがまた隠れ家老舗的で素敵なんです。
オススメは郡上焼きです。生粋のご当地グルメ!
■ 基本情報
- 名称: 泉坂
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町殿町177
- アクセス: 長良川鉄道線郡上八幡駅より徒歩約20分
- 営業時間: 11:30~14:00 、16:00~20:30
- 定休日: 火曜日
- 電話番号: 0575-67-0474
- 料金: 1000円~
- 公式サイトURL: http://list.tabiiro.jp/301826.html
10.郡上の歴史をつなぐお店
郡上の歴史を語る上で欠かせないのが染め物ですが、
郡上紬には色んなスタイルがあり、どれもオリジナルのもの。
この世に希少なデザインだから、
自分のオリジナルの藍染めが手に入るんです。
作品は着物の帯、ネクタイにも使われるんです。
郡上紬の店 たにざわ
郡上八幡の伝統工芸の紬製品が手に入る、
呉服の老舗が、郡上紬の店 たにざわです。
糸紡ぎから草木染め、織りまで一貫した手仕事で知られるお店なんですよ。
郡上紬は大変貴重な物で、郡上でもここのお店しか取り扱いがありません。
他にも、郡上で有名な藍染の物も取り扱っているので、
見るだけでも価値があるので、
郡上を訪れた際にはぜひとも立ち寄ってくださいね。
郡上の人間国宝とも言われている宗廣力三氏。
彼の藍染めに対する情熱とこだわりは、他の誰にも負けないくらい。
20代の頃から、この産業に携わり長年の間経験を積んできました。
彼の創りだす染め物は心を奪うデザイン。
■ 基本情報
- 名称: 郡上紬の店 たにざわ
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町本町839
- 電話番号: 0575-65-2074
- 公式サイトURL: http://www.tumugi.com/
郡上本染 渡辺染物店
郡上本染 渡辺染物店は、創業から430年の老舗染物店です。
昔から続く本染技法を、現在に継承し続けているお店なんですよ。
昭和52年には、店主の渡辺庄吉さんが
「岐阜県重要無形文化財」に指定されました。
ここでは、暖簾、風呂敷、巾着、ショールなどを染め上げる「藍染」、
鯉のぼりなどを染め上げる「カチン染め」の2つの技法を用いて
商品の製作から販売まで行われています。
岐阜県の重要無形文化財だからこそ、一度は見てみたいこの藍染め。
昔ながらの染め物の味わい深さを、感じ取る事ができます。
お店の外観を見ると、長き歴史にわたって、伝統を守り続けてきたことがうかがえます。
■ 基本情報
- 名称: 郡上本染 渡辺染物店
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町島谷737
- 電話番号: 0575-65-3959
- 公式サイトURL: http://www.gujozome.jp
踊り下駄 杉本はきもの店
踊り下駄 杉本はきもの店特は、老舗のはきもの店です。
特別な衣装が必要なく、カジュアルな格好で参加できるのも
郡上おどりですが、浴衣に着替えれば、自然とテンションが上がりますよね。
なかでも、踊りのテンションをより一層高めてくれる下駄は、
必須アイテム。
踊り下駄 杉本はきもの店で、
自分の足にぴったりの下駄を手に入れてみてはいかがですか?
素敵なデザインのものが、たくさん揃っていると評判です。
郡上踊りの要となるアイテムだから、しっかりと選びたいですよね!
下駄が合わないと、全力で踊れないですから。
下駄の帯もカワイイデザインのものが多く、女子力をアップさせるものばかり。
履くだけで、ハイテンションになってしまいます。
■ 基本情報
- 名称: 踊り下駄 杉本はきもの店
- 住所: 岐阜県郡上市八幡町大手町814
- アクセス:長良川鉄道郡上八幡駅→岐阜バスで8分
- 営業時間: 9:00~21:00
- 定休日: 不定休
- 電話番号: 0575-67-1080