【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】11.緑あふれる国の世界遺産アヌラーダプラ(スリランカ・アジア)【動画あり】
アヌラーダプラ(Anuradhapura)~スリランカ~
仏教文化の宝庫!
日本からの飛行機が着くスリランカの経済都市「コロンボ」(Colombo)。紀元前236年にインドのアショーカ王(Ashoka)の息子により仏教が伝えられ、ここから全土に広まりました。『アヌラーダプラ』(Anuradhapura)と「ポロンナルワ」(Polonnaruwa)、「キャンディ」(Kandy)を結んだ内側は「文化三角地帯」と呼ばれます。
岩をくり抜いた「ロックテンプル」として知られる「イスルムニヤ精舎」(Isurumuniya Vihara)は、紀元前3世紀創建の寺。王子の位を捨ててまで平民女性と結婚しようとした仏陀が、恋人と寄り添う像が宝物殿にあります。
仏陀が悟りを開いたインドのブッダガヤの菩提樹は枯れましたが、アショーカ王の王女がもち込んだ聖木をわけた「スリーマハー菩提樹」(Sri Maha Bodhi)(樹齢2000年)は、青々とした葉をつけ、仏教徒最大の聖地になっています。
ズラリと並ぶ像の大群のレリーフがある、世界最大級のダーガバ(Dagoba)(饅頭形の仏塔)のルワンウェリ・サーヤ大塔(高さ55メートル)、アバヤギリ大塔(高さ75メートル)、ジェータワナ・ラーマヤ大塔(高さ70メートル、直径113メートル)は3大大塔と呼ばれ、創建時の高さはそれぞれ、現在の倍近くもあったといわれています。
アヌラーダプラ最古の釣鐘形の仏塔トゥーパーラマ・ダーガバ(Thuparama Dagoba)(紀元前4世紀建造)は、仏陀の右鎖骨を祀っています。
ぜひ、世界遺産の「アヌラーダプラ」を訪れてみてください。
知らなきゃソン!旅のヒント
アヌラーダプラは文化三角地帯にあるので、シギリヤやダンブッラ方面と一緒に回ることができます。時間に余裕があれば、2週間くらいの行程を考えたいところです。
「イスルムニヤ精舎」の中に横たわる大仏が塗り替えられた際には、浅草にある浅草寺の援助があったそうです。意外なところで日本との接点がありますね。
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