鎌倉でしたい64のこと 鎌倉で人気&おすすめの観光スポットやグルメ、散策・デートコース
46:常栄寺(ぼたもち寺)で振る舞いのぼたもちを頂く
ちょっと変わった名前で呼ばれているこのお寺。
日蓮が処刑されるまえに、最後の供養にと
胡麻のぼたもちを捧げた尼がいました。
不思議な力のお陰で、日蓮の処刑はなくなり、
佐渡への流刑にとどまります。
このことから「首つなぎのぼたもち」と呼ばれ、
この奇跡は信心の力だとして、尼が住んでいた場所にこのお寺を建てたそうです。
実にユニークなエピソードです。
毎年9月11日と12日はぼたもち供養が行われ、
ごまのぼたもちの振る舞いを受けることができます。
信心深い尼さんの、深いお気持ちを感じることができる場所です。
47:切り通しを歩いて鎌倉時代を肌で感じる
かつて「いざ鎌倉!」と、多くの武士が馬で駆けつけたのでしょうか。
そんなことを想像してしまう切通しの古道が、今もなお残されています。
まさに鎌倉時代を体感できるスポットです。
江戸時代に七切通しと名付けられた切通しの数々は、
そのほとんどが当時のまま、舗装されずに残っています。
思わず武士になりきって、走り抜けたくなるかも。
何百年も前の人と同じ毛し着の中を歩くというのは、不思議な気分です。
それぞれの切通しは、見どころが沢山あるので、時間の許すかぎり訪れてみてください。
48:鶴岡八幡宮で流鏑馬を見る
馬の上から的に向けて矢を射る”流鏑馬”。
そのルーツは、源頼朝が流鏑馬を催行したことから
始まったと言われています。
武家文化の歴史の一つとして、国内だけでなく、
海外からの観光客にも人気の高い神事です。
鶴岡八幡宮では、毎年4月と9月の年二回、
流鏑馬神事が執り行われます。
まるでタイムスリップしたかのように、
当時の狩装束に身を包んだ射手が走り抜けるさまは圧巻。
当日は混雑しますが、生で見る価値がある伝統芸能です!
49:鎌倉五山を巡って御朱印を集める
鎌倉には、沢山の素晴らしいお寺があります。
どれをめぐろうか迷った時におすすめのコースの一つが、
「鎌倉五山をめぐる」コースです。
鎌倉五山とは、室町時代にに制定された五山の制によって決められたもので、
お寺の格を定めるものです。
京都にも五山がありますね。
鎌倉の五山は、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺の5つのお寺です。
それぞれ見どころがたくさんあるお寺なので、一日中十分楽しめます。
せっかく全て巡るので、御朱印を集めてください。
寺社名の入った御朱印は、御札などと同等のものなので、
きっとご加護が有るはずです。
50:源頼朝のお墓参りをする
鎌倉の地に幕府を開いた”源頼朝”。
今の鎌倉が有るのは、頼朝公のおかげと言っても過言ではありません。
頼朝公は落馬が原因で亡くなったとされていますが、
その死については今だ謎が多いです。
最初に御所を建てたとされる場所の背後に有る大倉山の中腹に、
頼朝公のお墓とされる場所があります。
鎌倉に観光に来た際には、ぜひお参りしておきたいですね。
近くには、子供たちのための公園、
その名も「よりとも児童公園」があります。
当時とはだいぶ風景が変わってはいますが、
かつて本当にここに幕府があったんだなあと思うだけで、
なにか感慨深いものがありますよね。