ちょっといいところ関西 『天橋立』【動画あり】~天に架かる橋~(京都府)
今回ご紹介する、関西のちょっといいところは
日本三景のひとつ、京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』です。
展望所から股のぞきで天橋立を眺めると、
天へ架かる橋のように見え、その風景はまさに絶景です!
天橋立観光と一緒に訪れていただきたい、
近郊のおすすめスポットもご紹介しますので、お楽しみに♪
まるで龍が昇るような絶景!
日本三景に名を連ねる『天橋立』は、
宮津湾と内海の阿蘇海を隔てる、幅約20~170メートル、
全長約3.6キロメートルの砂嘴(さし)の砂浜で、
大小約8000本もの松が茂っている珍しい地形をしています。
天橋立といえば、有名なのが「股のぞき」です。
念のため、「股のぞき」とはどうするのか説明しましょう。
まず、天橋立の方向にを背を向けて立ちます。
そして、腰を曲げて、股の間から天橋立の景観を眺めます。
これが「股のぞき」です。
股のぞきをして見る景色はこんな感じです。
どうですか?
龍が昇っているように見えますか?
自然がつくりだした神秘の造形
「丹後風土記」によると、伊射奈芸命(いざなぎのみこと)が
天界と下界を結ぶためにハシゴを作って立てておいたのですが、
命(みこと)が寝ている間に、そのハシゴが海の上に倒れてしまい、
そのまま一本の細長い陸地になったものが、『天橋立』だという伝説が残っています。
およそ500年前の画家・雪舟の大作「天橋立図」には
今より短い天橋立が描かれていて、悠久の時の中で、
変化し続ける大自然のダイナミックな力が強く感じられます。
『天橋立』とは、その形が天に架かる橋のように見えることから、この名がつきました。
約3.6キロメートルの砂に約8,000本もの松並木が続く風景は、
何千年もの歳月をかけて、自然がつくりだした神秘的な美しさをもっています。
天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋で、
「廻旋橋」(かいせんきょう)と呼ばれる橋があり、
これは船が通るたびに90度旋回する珍しい橋です。
多いときには日に50回ほど廻るので、天橋立を訪れた際には
見て楽しむだけでなく、写真や動画を撮ってくださいね
天橋立は、展望所からの眺めを楽しむのはもちろんですが、
絶景を眺めながら天橋立の中をのんびり散策したり、
自転車や観光船に乗ったり、いろいろな楽しみ方ができます。
ちなみに、天橋立を歩いて渡ると片道約50分、自転車だと片道約20分です。
観光船は、松並木でつながる両岸の府中地区と文殊地区を12分でむすびます。
天橋立に沿って運航するので、船の上からまた違った絶景が楽しめますよ。
【天橋立 動画】
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天橋立の基本情報
- 住所:京都府宮津市文珠天橋立公園
- 電話番号:0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)
- 交通アクセス:
※ 京都丹後鉄道「天橋立」駅から徒歩約5分
※ 宮津天橋立ICから車で約10分 - 公式ホームページ:天橋立観光ガイド
天橋立近郊のおすすめ観光スポット・グルメ
天橋立の周辺には、観光スポットやグルメスポットが点在しています。
松林にたたずむ天橋立神社や北岸の元伊勢籠神社(もといせ このじんじゃ)では、
「古事記」「丹後風土記」に描かれた太古の歴史も
感じることができるでしょう。
舟屋が湾岸に並ぶ穏やかな風景を求めて、伊根町を目指すのもオススメです。
では、いくつかおすすめスポットをご紹介しましょう~!