もちろん「ただのゾウ乗り体験」じゃないゾウ!
ツアー会社が用意してくれる車に揺られ、
街から1時間ほどのエレファント・キャンプに到着すると、
いよいよゾウさんとご対面!高まってきたゾウ!!
まずはお散歩を満喫
観光地化されていない大自然の中、まずはゾウさんの背にお邪魔して軽くお散歩♪
このときは、本物のゾウ使い(師匠ですね)が誘導してくれるので快適。
そう、まだこのときは…。
ゾウの頭に乗る!
東南アジアの国で、ゾウに乗った経験がある人は少なくないかと思います。
しかし、「ただの観光」ではないのがこのツアー。
客用の椅子などには乗らず、ゾウの頭に直に乗らせてもらいます。
その乗り心地は…
- よく「象の上の乗り心地はどうなの?」と聞かれますが、
その答えは「ゴワゴワしてて乗り心地が最高に悪い」、です(笑)
タイなどでも、観光客用に象に乗ったことがある人も多いかと思いますが、
ちゃんと椅子や布が付いてるので、そんなに気にならないかと思いますが、
ここでは、もちろん象使いの免許を取りに来ている訳ですので、
そういった僕達のおしりをかばうような親切なものはなく、直で象の上に乗るので、
象の剛毛な毛が痛かったりと、かなり乗り続けるだけでも辛いこともありました。
乗るだけでも修行…!?一人前のマホートになるのは大変だあ…。
ラオス語で命令の勉強
座学もありますよ。
ゾウにお願いを聞いてもらうには、ラオス語を覚えなくてはいけません。
習得する単語は多くはありませんが、ここが一番の難関か。
- パーイ!→ 前へ
- クア!→ 右へ
- サイ!→ 左へ
- ハォ!→ 止まれ
単語を覚えたら、川で水浴び!
ゾウに乗って水浴び…すごくマホートっぽいよ!!
いいよいいよ!なんて、実は悠長に構えていられないのです。
この時、マホートの師匠が唱える呪文、もしくはゾウさんの機嫌によって、
何度も川の中に落とされます。
師匠が突き落としてるように見えるのは気のせいですよ?
そこで、さきほど覚えたラオス語を必死で駆使するわけですね。
窮地に立たせて、覚えさせる…。
師匠の愛を感じざるを得ません。習うより慣れろってことでしょうか…。
さあ、修了証の発行だっ!
師匠の愛に打ち勝ち、全ての行程が無事完了すると、
持参した証明写真を貼ってもらった修了証を受け取れます。
これで晴れてマホートだーっ!!
最初はなかなか動いてくれないゾウも、エサをあげたり、
水浴びをしたり、時間を共にすると心を開いてくれます!
「ゾウを操る」というより、「ゾウと仲良くなる」という気持ちでいたほうが、
より素敵な体験になるかもしれませんね。
履歴書に「マホート」って書いちゃおう
陸上最大にして最強、だけどとても優しいゾウと心通わせる、
貴重な『ゾウ使い体験』。
日本で使える資格ではないものの、忘れられない思い出になることは間違いなしです!
みなさんも、マホートになりにラオスへ行ってみてはいかがでしょう。