もし、絵画の世界の中へ飛び込んでいけたら…。
日常に素敵な空想を抱くとき、 あなたならどんなところへ行きますか？

長野県には、一歩足を踏み入れるだけで、
空想の世界へと誘ってくれる神秘の場所があるんです。

さあ、見るもの全てを魅了する、
「御射鹿池(みしゃかいけ)」の世界にまいりましょう。

実は、多くの人が見たことがあるはず

東山魁夷の名画「緑響く」のモチーフとしても有名な「御射鹿池」。
2008年にはこの絵画を模す演出の、
「シャープAQUOS」のテレビCMが放映されました。
吉永小百合さんが白馬とともに出演し、その美しさから一躍有名に。
ご記憶のかたも多いのではないでしょうか。

一度見たら、二度と忘れられない美しさ

まるで鏡の様な水面へ反射する、細く高い木々。
ため池として整備された、この池の水質は強い酸性であるため、
水棲生物は生息しにくいといいます。
自然の容赦なさを感じますが、
その酸性のおかげで澄み切った水が保たれているんです。

そんな、どこまでも抜けるような水面に、
一年を通し折々の芸術が描かれていきます。

どこまでも続いてゆく新緑、躍進の夏

一面の緑の濃淡、強い生命力を感じます。
夏の信州は涼しく過ごしやすいため、観光客も多く訪れるそう。
爽やかな風が木々を通り抜ける心地よい音を聞きながら、
いつまでも眺めていたくなる季節ですね。

赤や黄色に化粧を施す、色づく秋

素晴しい紅葉が見られる秋。
週末ともなると、付近が車でいっぱいになってしまうこともあるとか。
そんな混雑も頷ける、山々へ続く美しい色彩…。
混んでいても、天高い秋晴れの日に訪れたいですね！