『奈良公園』野生の鹿を見に行こう!観光スポットや見所をご紹介!(奈良県)
「奈良」といえば何を思い出しますか?
今回は「神様のお使い」とも言われる「鹿」が
1,000頭以上も暮らしている『奈良公園』をご紹介します。
万葉集にも詠われている広大な公園
『奈良公園』は、奈良市街の東一帯、春日野大社、東大寺、
興福寺などの古い社寺仏閣の広々とした境内から、
平安朝以来、春日大社の神域として人の手が入らず、
原始林の生い茂る春日奥山までの
東西4キロメートル、南北2キロメートルにおよぶ広大な都市公園です。
美しい芝生と樹齢1000年の松木立におおわれ、都市部にありながら
豊かな自然が楽しめます。
古くから生息している鹿は、1,000頭を越えます。
奈良公園の鹿は国の天然記念物に指定されている
野生動物です。飼育されているわけではありません。
このように、市街地に野生の鹿が人と共存している場所は
奈良以外にはありません。
だから、奈良公園の鹿は地元の人だけでなく、
外人を含む観光客からもとても親しまれています
また、飛火野(とびひの)や雪消の沢(ゆきげのさわ)など
古歌で詠(うた)
さらにその奥には、「山焼き」で知られる若草山、春日山、
高円山と、古都奈良を抱くように青い山々が連なっています。
奈良公園には、さまざまな種類の植物が生息していて、
その中には巨樹や名木も多く、かなり珍しい植物もあるそうです。
「春日山原始林」(世界遺産・特別天然記念物)をはじめ、
「奈良のシカ」「春日大社ナギ樹林」「知足院ナラノヤエザクラ」
「ルーミスシジミ棲息地」など、天然記念物が数多くあります。
このように、奈良公園内には多くの国宝指定や
世界遺産登録物件が点在していて、
日本を代表する観光地としても人気を誇ります。
もちろん、年間を通じて日本のみならず
海外からの観光客もたくさん訪れ、人気の高さがわかります。
四季を感じながら散策しよう
『奈良公園』は、四季折々の情緒を感じることができる
色とりどりの花木もたくさんあります。
春には、1,700本ものさまざまな桜が咲き誇る花見の名所です。
秋には、紅葉スポットとして人気が高く、
モミジ、イチョウ、ナンキンハゼなどの木々が
徐々に色づき、古都の静かな雰囲気の中、
自然散策を楽しむことができます。