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【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】65.ナスカとフマナ平原の地上絵(ペルー)
果てしなく続くペルー南部の乾燥地帯に描かれた謎の地上絵。それが、世界一大きなオーパーツとして知られている『ナスカの地上絵』です。
それは、450平方キロメートルの台地に散在する、1000ほどの巨大な地上絵群。大きすぎて、上空300メートルからでないとそのすべてを見ることができません。セスナ機から見るのがオススメです。
絵柄は「ハチドリ」、「コンドル」、「幾何学模様」などで、紀元前2世紀から紀元6世紀頃に描かれたものだと言われていますが、巨大な絵を残した理由は未だに解明されていません。
岩石砂漠の表面を覆う酸化した黒い小石を、幅1~2メートル、深さ20~30センチメートルにわたって取り除き、白い石を露出させて描いています。
年間降水量が5ミリメートルという、世界で最も乾燥した気候のため、雨にも流されず、1939年に機上から偶然発見されました。
しかしながら、近年は自動車の侵入による破壊が著しく、消滅の危機にあります。また、地上絵のあるエリアは保護のため許可なしには立ち入れず、許可があっても立ち入るには専用の靴を履かされます。
ペルー ナスカ