ザ サボイ ホテル　The Savoy Hotel

イギリスの首都ロンドン中心部にある「ザ サボイ ホテル」は、
1889年創業の世界のVIP御用達名門中の名門ホテルです。

当時サロン的存在だった歌劇場サヴォイシアターの観客のために、
劇場に併設されたのが始まりです。
以来、上流階級御用達のホテル、ロンドン社交界の中心地として
イギリスだけでなく世界のVIPが集う場所となりました。

「近代ホテルの歴史はここから始まった」とも言われる
電動エレベーターやバスルーム付客室、24時間ルームサービスなど、
現在ではあたりまえの設備を初めて導入した近代ホテルの先駆け的な存在です。

サヴォイを愛した著名人も多く、エリザベス女王やマリリン モンロー、
チャーリー チャップリンなど世界のVIPを迎えてきました。

2010年10月に約300億円をかけた大改装を終え、開業当時の面影と
現代のトレンドを見事に融合した新生サヴォイとして生まれ変わりました。
クラシカルな重厚さとエレガントで洗練されたデザインを備え、
きめ細やかなサービスでゲストを魅了し続けています。

リニューアルオープンした268部屋あるホテルの客室は、
創業当時を偲ぶ英国エドワーディアンと1930年代以来サヴォイの基調となってきた
アールデコ調の２つがタイプがメインです。

かつてホテルの常連客だった著名人にちなんだスイートも新たに9室でき、
それぞれクロード モネやウィンストン チャーチル、フランク シナトラなどの名前を冠し、
滞在当時のエピソードにちなんだ小物が置かれています。
部屋から眺めるテムズ川やロンドンアイは特別な思い出となるでしょう。

朝食はビュッフェではなく、もちろんオーダー式。
一日の始まりを丁寧に作られた朝食でゆっくりとスタートさせるなんて
まるで映画の世界ですね。

世界的な有名シェフのゴードン ラムジー監修の
メインダイニングやアフタヌーンティーにも注目です。

ちなみに、サヴォイ前の大通り、ストランドからホテルの正面玄関までの小さな路地は、
ロンドンで唯一の車両右側通行道路で、その理由は、サヴォイのゲストが到着した時、
スムースに降りられるようにするためだそうです。

ホテルに隣接するのは、1828年創業のローストビーフの名店として有名な
「シンプソンズ」(Simpson’s in the Strand)
正統派の英国料理を重厚な雰囲気の店内で楽しめます。
是非、自慢のローストビーフをご賞味ください。

【ザ サボイ ホテル (イギリス ロンドン) ホテル紹介動画】

【ザ サボイ ホテル (イギリス ロンドン) への行き方・アクセス】

日本からロンドンへは数多くの直行便が運行していますし、他のヨーロッパの都市経由
またはアジアや中近東の都市経由でも行くことができます。

「ザ サボイ ホテル」は、トラファルガー広場やコベントガーデン、セントポール寺院などへ
徒歩で行くことができるロンドン市内中心部にあります。

最寄り地下鉄駅チャリングクロスまで徒歩約５分。

ロンドン・ヒースロー空港(LHR)から「ザ サボイ ホテル」までは、車で約１時間。
ヒースロー空港からは、地下鉄ピカデリー線をご利用できます。
最寄り駅はコベントガーデン駅です。

ロンドン・ガトウィック空港(LGW)から「ザ サボイ ホテル」までは、車で約１時間３０分。
ガトウィック空港からは、急行列車ガトウィックエキスプレスが便利です。