今回は、東北地方ならではの冬の絶景をまとめました。
日本の景色とは思えない幻想的なものから、
自然の雄大さを感じることができる景色まで!
一生に一度は見ておきたい、そんな景色です。
1.西方寺の五重塔 【宮城県】
年間100万人以上の人が参拝するといわれている、
由緒ある西方寺は、冬になると絶景としても人気を集めます。
特に雪が積もった五重塔の姿は雅で、
冬ならではの美しい景色を楽しむことができます。
平清盛の嫡男・重盛の重臣であった
平貞能(たいらのさだよし)が壇ノ浦の戦いに敗北後、
この地に隠れ住み、余生を過ごしたそう。
貞能の死後、遺言により従臣達たちが鎌倉時代初頭に、
この寺院を建立したと伝えられています。
■ 基本情報
- 名称: 西方寺
- 住所: 宮城県仙台市青葉区大倉字上下1
- アクセス: 愛子駅から定義行きバスに乗車、終点下車
- 電話番号: 022-393-2011
- 拝観料: 無料
- 公式サイトURL: http://www.johgi.or.jp/
2.銀山温泉 【山形県】
ノスタルジックな雰囲気を楽しむことができることで
人気を集める銀山温泉ですが、雪がつもる景色も非常にオススメです。
NHKのテレビ小説「おしん」の舞台になったことから、
近年では海外からも多くの観光客が訪れる場所ですが、
「おしん」の世界観を楽しむには断然、雪景色がオススメです!
大正期から昭和期にかけて建築された旅館が建ち並び、
日本らしいノスタルジックな雰囲気が溢れる、温泉街です。
江戸時代初頭、日本三大銀山のひとつとして栄えた延沢銀山の坑夫が、
銀山川から温泉が湧出しているのを発見したのが始りです。
■ 基本情報
- 名称: 銀山温泉
- 住所: 山形県尾花沢市銀山新畑
- アクセス:大石田駅から車で約30分
- 公式サイト:http://www.ginzanonsen.jp/
3.冬の猊鼻渓【岩手県】
切り立った断崖絶壁がつづく、
壮大な景色を楽しめる渓谷が、「猊鼻渓(げいびけい)」です。
そんな渓谷の雪景色は、まさに絶景。
名物である「猊鼻渓舟下り」では、
パワースポットとして有名な「うん玉」という
運試しができるスポットを訪れることができます。
北上川支流の一級河川である、砂鉄川沿いに広がる渓谷です。
岩手県下で初めて国の名勝に指定された場所で、
観光スポットとして非常に人気があります。
雪景色はもちろんのこと、春には藤、秋には紅葉と
四季折々の表情を見せてくれますよ。
■ 基本情報
- 名称: 猊鼻渓
- 住所:岩手県一関市東山町長坂字町
- アクセス:猊鼻渓駅から徒歩5分
- 電話番号:0191-47-2341
- 公式サイトURL: http://www.geibikei.co.jp/
4.八甲田の雪の回廊【青森県】
約8キロメートルにわたり巨大な壁が続くのが、
「八甲田ゴールドライン」です。
通称「八甲田の雪の回廊」と呼ばれており、
その壮観な景色を楽しむため、海外からも観光客が訪れるといわれています。
ちなみにこの景色が見られるのは、ゴールデンウィーク前!
それでも、高いところでは5メートルにもなります。
また、八甲田山といえば、
世界最大レベルの山岳遭難事故「八甲田雪中行軍遭難事件」の地でもあります。
明治時代、ロシア帝国との戦い備えて日本帝国陸軍が行った冬期訓練で遭難し、
参加者のほぼ全員が凍死しました。
山中には、慰霊碑が建てられています。
■ 基本情報
- 名称: 八甲田の雪の回廊
- 住所: 青森県青森市
- アクセス:青森駅から徒歩8分
- 電話番号:017-723-7211
5.奥入瀬渓谷【青森県】
ダイナミックに流れ落ちる滝も美しいですが、
冬に凍ってしまった滝もオススメです。
特に、奥入瀬渓谷の銚子大滝は、
非常に美しい氷柱を見ることができることで有名です。
国の特別名勝、および天然記念物に指定されています。
この美しい氷爆を見に、毎年多くの観光客が足を運びます。
氷と雪に包まれた世界は非常に幻想的で、
新緑や紅葉の季節とはまるで異なる表情を見せてくれますよ。
■ 基本情報
- 名称: 奥入瀬渓谷
- 住所: 青森県十和田市奥瀬奥入瀬
- アクセス: 新青森駅よりバスで約2時間
- 電話番号:0176-74-2700
- 参考サイト:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000339.html