海の幸が盛り沢山!石川県 能登・輪島の名物・名産 おすすめのお土産17選
輪島は石川県の北部に位置する街です。
能登半島、奥能登の中核となるその場所は下町や朝市、山や海の自然、
そして、伝統の輪島塗など観光する場所は多くあります。
日本海に面していて、海の幸でも有名です。
大きな街なので、様々な名産品が並びます。
そんな、石川県輪島市名物・名産を17コ紹介します。
1. 日本三大魚醤「いしる」「いしり」は輪島で必ず味わいたい
日本三大魚醤の一つです。
「魚醤」とはその名の通り、魚で作られた醤油のことです。
この魚醤、「いしる」と「いしり」の2種類があります。
地方によって呼び方が違うだけ?と思う人も多いかと思いますが、
作られる地方と原料になっているもので呼び名が違います。
「いしり」と「いしる」の違い
- いしり:主に富山湾に面した内浦地区でつくられる、
真イカの内臓を使った魚醤。
真イカの内臓をつかって自然発酵させ、熟成させる「いしり」は、
全国でも能登町でしか作られていません。 - いしる:日本海側の外浦に面した地区に伝わり、
いわしやサバなどを主な原料とする魚醤。
輪島を訪れたら是非、味比べをしたくなりますね。
輪島の人達はこの魚醤を刺身や煮物の隠し味として使ったり、
郷土料理、伝統料理にも使われています。
有名なのは「いしるの貝焼き」です。
これは、冬野菜や魚と一緒に、ほたての殻や鍋を使って煮込んだ料理です。
2. 輪島の朝市は日本三大朝市の1つ、そこで頂く「塩辛」は絶品
輪島と言えば、新鮮な海の幸と出会える朝市が有名ですね。
輪島の朝市は、一千年以上前から続いているそうです。
そこで、お土産としても大人気なのが「塩辛」です。
甘エビの塩辛など、他の海産物を使用したものもありますが、
やはり一番人気は「イカの塩辛」です。
ご飯やお酒に合う絶妙の塩気、新鮮なイカの食感に
一気に食べきってしまうほどの美味しさです。
■ 輪島の朝市情報
- アクセス:JR金沢駅東口から奥能登特急バス輪島行きに乗って約120分、
漆器会館前バス停下車をして徒歩すぐ - 営業時間: 午前8時~12時
- 定休日: 毎月第2、第4水曜日及び1/1~1/3
- 輪島朝市案内図(pdf): http://wajimacity.jp/a_map.pdf
3. いろんな海の幸が味わえる、味が奥深く凝縮された「干物」
塩辛と同じく人気があるのが「干物」です。
能登で採れるたくさんの海産物を使い人気の「のどぐろ干物」を始め、
「アジ干物」「イカ干物」「カレイ干物」「サバ干物」「フグ干物」
「ホッケ干物」など是非いろんな干物を食べて、
あなたが好きな干物を見つけるのも、輪島での楽しみの1つです。
4. ぷりぷりの身を召し上がれ「加能ガニ(ズワイガニ)」
冬の日本海と輪島の海産物の顔ともいえるのが、
「加能ガニ」と呼ばれるズワイガニです。
輪島港でのズワイガニの水揚げ量は大変多く、
県内トップ1・2を争う程と言われています。
卵を持った雌のズワイガニは「香箱ガニ」とも呼ばれ、
その名に恥じない絶品です。
冬に輪島に行ったら食べたい逸品です。
5. 能登の風土の味が香る「岩のり」は美味しい珍味
輪島の岩のりは、「能登の味、風土の味」と呼ばれる能登の珍味の1つです。
輪島の岩のりは、一般的な岩のりと比べて大きく厚いのが特徴です。
そのため、店舗で売られる場合は佃煮になっていたり、
乾燥されたものが売られることが主流です。
乾燥したものは水に戻すと綺麗な青い色が出てきます。
岩のりにとって、この青い色が美味しさの秘密。
水に戻さず、軽く火であぶって醤油で食べるのも絶品です。