ちょっといいところ関西 『あらぎ島』~絶景の棚田と紙すきの里~(和歌山県)
◇ 400年の歴史を持つ、ロマンあふれる和紙!体験交流工房わらし ◇
「保田紙」(やすだがみ)の始まりは、約400年ほど前。
紀州のお殿様に紙作りを命じられたこの地の庄屋が、
門外不出の技術を村に伝えるため、紙すきの盛んな地(大和吉野郡)へ
美男3人を潜入させたところ、数年の内にそれぞれ3人の紙すきの技術を持ったお嫁さんを
連れ帰ったことと言われています。
「体験交流工房わらし」では、
江戸時代から伝わる清水の特産品・紀州手すき和紙「保田紙」の紙すき体験ができます。
うちわ作り体験や、わらぞうり作り体験もできますよ♪
見学だけでもできますが、せっかくなら「保田紙」の作業風景やわら細工風景の見学と、
体験の両方を楽しみたいですよね。
すいた紙は郵送してくれますが、
晴れた日なら天日干しにして2時間もすれば完成、持ち帰りができます。
体験交流工房わらしの基本情報
- 住所:和歌山県有田郡有田川町清水1218-1
- 電話番号:0737-25-0621
- 定休日:毎週水曜日・木曜日、祭日
- 体験料金:
※ 紙すき体験 400円(約3分)
※ うちわ作り体験 600円(約1時間)
※ ぞうり作り体験 700円(約2時間) - アクセス:JR藤並駅・阪和自動車道 有田IC下車、国道480号を東へ約35km、車で約50分
- 公式ホームページ:体験交流工房わらし (和歌山県有田川町役場)
◇ 名産・山椒をふんだんに使用!田舎cafeかんじゃ ◇
「田舎cafeかんじゃ」は、山椒を生産する農家「かんじゃ山椒園」が営業する、
土日限定のカフェで、「あらぎ島」からは車で約10分ほどの山間地にあります。
名産の山椒をふんだんに使ういろいろな料理が味わえます。
和歌山県紀州では古くから山椒の栽培が行われていて、
山椒の生産量は日本一、品質の良い「ぶどう山椒」の発祥とされる地域です。
「かんじゃ山椒園」では、栽培から加工・販売まで一貫することにより、
最良のものを、最高の状態で提供しています。
農園の一角にあるログハウスで、のんびりおだやかな空気に包まれながら、
山椒と地元の恵みをふんだんに使ったメニューが楽しめます。
くつろぎながら時間を過ごせます。
カフェでは、山椒を使ったメニューがたくさんあり、
トマトベースのスープカレーやパスタにも山椒がトッピングされていて、
スイーツメニューも充実していますよ
また、山椒の佃煮やジャムなどの加工品も販売されていて、
店内で購入することができます。
田舎cafeかんじゃの基本情報
- 住所:和歌山県有田郡有田川町宮川129
- 電話番号:0737-25-1315
- 営業日・時間:土・日・祝祭日 11:00〜18:00(平日は予約のみ)
- アクセス:阪和自動車道 有田ICから車で約55分
- 公式ホームページ:田舎cafeかんじゃ