【世界遺産・アンコールワットの魅力を徹底ガイド!】おすすめの見学ルートやアクセスについても♪

アンコール遺跡群で唯一の西向き

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アンコール遺跡群の中では、ただ一つの西向きの理由は諸説ありますが、
「王自身の墳墓」として造られたとの説もあります。
それは西が「死」を意味する方角であり、
「この寺院も西向きに建てられているから」という説が有力です。
もしかしたら、ピラミッドのような役割を果たしているのかもしれませんね。

そう、アンコールワット遺跡の正面が西向きなんです!
これは訪れる時間帯で、撮影するポジション取りを考えないと
いけなくなりますよね。
朝日を背にして浮かび上がるシルエットは、周りの水面に神秘的に映って素敵ですよ。

4.世界遺産に登録されているアンコール遺跡群!

アンコール遺跡の一つ「アンコールワット」をはじめとする
遺跡群を厳選して紹介します!

「アンコールワット」のアンコールとは、サンスクリット語で『王都』を意味し、
ワットは、クメール語で『寺院』を意味しているこの建物は、歴史は古く、
12世紀の前半ごろ、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世が
ヒンドゥー教寺院として建立したものなんですよ。

①最大規模を誇る「アンコールワット」

約30年かけてスーリヤヴァルマン2世が建立した、
ヒンズー教寺院(仏教寺院)の遺跡。
寺院を囲む濠、3つの回廊、5基の塔、参道からなっており、
その風景は、誰もが一度は訪れたい世界遺産として人気を集めています!

アンコールワットの一番外側をぐるりと囲む回廊の第二回廊は、
南北に100メートル東西に115メートルでそこに連なる窓を彩る、
摩訶不思議で素敵なデザインの格子と、
それぞれに個性があるデバターが見どころと言えますね。

②南大門

アンコールトム遺跡の城門遺跡で、東西南北の4つの面に
観世音菩薩の彫刻が施されている、高さ23mの大門です。
5つの門の中では、一番美しいものだと云われています。

南大門前にある橋は濠を渡るためのもので、
橋の両側にはナーガ(蛇)の胴体を引く神々の像と阿修羅の像が並んでおり、
神秘的な世界が広がります!

南大門というのは、『アンコール・トム』の入り口の中の一つなんです。
大きく伸びたこの門は、とっても印象深い物になっていますね。
クメール語で「大きな町」と言われるアンコール・トムの門前にある両側の像たちは、
第一回廊で見られるレリーフ『乳海攪拌の神話』を表現しているそうです。

③バイヨン寺院

12世紀末にジャヤバルマン7世によって築かれたもの。
アンコールトムの中心にあり、一番外側が第一回廊、そして第二回廊、
中央祠堂と複雑な建築様式になっている仏教遺跡です。

第一回廊の壁には、レリーフ(浮き彫り)彫刻が埋め尽くされており、
中央祠堂では、巨大な観世音菩薩の四面塔が建ち並び、
異様な迫力と瞑想的な表情の魅力に圧倒されます!

アンコールワットと並んでバイヨン寺院は、
是非とも訪れてみたい遺跡の一つになっています。
この寺院中に入ると、顔がほころぶ様な素敵な彫像や
デバター(女神)のレリーフが沢山あります。
そんな躍動的なレリーフは、バイヨン寺院の一番の魅力ではないでしょうか。

④バンテアイ・スレイ

10世紀後半に、赤色砂岩とラテライトで築いた「女の砦」とも呼ばれている寺院です。
精巧で美しいデバターやレリーフ彫刻が全面に刻まれており、
特に中央神殿の女神像は「東洋のモナリザ」と云われており、
ここでしか見られないものです。
ぜひお見逃しなく! 

⑤タ・プローム

12世紀頃に、ジャヤヴァルマン7世が仏教寺院として建立。
19世紀後半に発見されるまでは、多くの樹木に覆われていたため、
その現状に近い状態で現在も残されています。
遺跡を侵食する巨大なガジュマルの樹の根が、不気味ながらも力強く、
生命力の強さを感じることができる、パワースポットです!

⑥象のテラス~ライ王のテラス

アンコールトムの中央部にあるバイヨン寺院より、
12世紀末にジャヤバルマン7世によって築かれた、王族の閲兵などに使われた場所。
広場の側壁(高さ3m、長さ約300m)には象の彫刻が施されており、
柱は象の鼻で蓮の花を摘んでいる姿を現しています

まさに長い時間(とき)を超えた、神秘の芸術品は圧巻です~!

⑦プノン・バケン山

標高65mのプノン・バケン山は、プノン・クロム山、プノン・ボック山と共に、
アンコール三聖山と云われています。
そこに建つヒンドゥー教寺院は、9世紀末ヤショーヴァルマン一世が建立したもので、
アンコールワットなど周囲360度が見渡せる展望が魅力です!

特に、夕日鑑賞では有名な人気スポットです。

⑧タ・ケウ

11世紀初頭の建築で、王の死によって未完成で放棄されたまま残っている遺跡です。
アンコール遺跡群の特徴のひとつであるレリーフ彫刻もなく、
巨大なピラミッド式寺院建築が残されています。

説には、石を積み上げたところで中断されているため、
石を積み上げてからレリーフを彫っていたという証になる、
貴重な遺跡だと云われています。

特に上り下り共に階段が急なので、観光客はくれぐれも注意が必要な場所です。

⑨ピミアナカス

11世紀初頭にスールヤヴァルマン一世が建立した、
旧王宮の敷地内に建つピラミッド式の小規模な寺院。
ピミアナカスとは、「天上の宮殿」という意味です。

当時は王族が参加する儀式の場所とされ、
一般の人は近づけない神聖な場所とされていました。
かなり風化していますが、急な階段を登っていくこともできます。

5.アンコール遺跡の見学ルート!

遺跡をめぐる場合は、主に小回ルートと大回りルートがあります!
※あくまでも参考にしてください。

  • 1.小回りルート(勝利の門→シェムリアップ市内)
    都城アンコール・トムの東側(勝利の門)→トマノン→チャウサイ・テヴォダー
    →タ・ケウ →タ・プロム→バンテアイ・クデイなどの遺跡を経て、大回りルートと合流。
    そこから南下していきプラサット・クラヴァン→アンコール・ワット(東側)→シェムリアップ市内に到着。
  • 2.大回りルート(都城アンコール・トム(北門)→アンコール・トム西北~西側)
    都城アンコール・トム(北門)→プリア・カン→ニャック・ポアン→タ・ソム
    →東メボン →プレ・ループ→バンテアイ・クデイなどの遺跡を経て、小回りルートと合流
    →アンコール・トム西北~西側に到着。

訪問者の声

12世紀前半に建てられたヒンドゥー教寺院で、国旗にも描かれています。
見どころは、第一回廊にあるヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌」を描いた
50メートルもある壁画です。
とても精巧なつくりで、思わず見入ってしまいました。
日本人の森本右近太夫一房が仏4体を寄進した際に壁面へ残した、日本語の墨書も必見。
そんな昔に日本人が軌跡を残していたことに驚きました。
午前は逆光になるため、午後の観光がお薦め。
晴れたら早朝は朝日が聖池に差し込み、神々しいです。

念願のアンコールワットを見ることができて、とても感動しました!
ガイドブックで見るよりも、実物はやはりとても素晴らしかったです!!!
朝日観賞もしましたが、朝日とともに見るアンコールワットはとても神秘的なものでした。
また現地ガイドのお兄さんは、とても気さくで楽しい観光ができました^^
現地ガイドのお兄さんに限らず、カンボジアの人々は、みんな笑顔が素敵で、
気さくな方が多くとても癒されました^^
私は11月に訪れましたが、シェムリアップはとても暑かったです!
30度を超す気温で、汗ダラダラかきました;
暑さ、日焼け対策は必須です!!

■ 基本情報

  • 名称: アンコールワット
  • 住所: Siem Reap
  • アクセス:シェムリアップ国際空港から車で10分
  • 料金: 1日 有効入場券 US$20 ■3日間有効入場券 US$40(顔写真が必要)

アンコールワットについて紹介しましたがいかがでしたか?

ここは世界遺産として人気を集めているスポットですので、
ぜひ現地へ行って自分の目で素晴らしさを確認してください♪
友達と行ってみるのもいいでしょうが、一人旅で訪れる方も多いくらい魅力的ですよ。

遺跡群を見て回ると、とても範囲が広く見ごたえがあると思いますし、
いずれにせよ、きっと世界観が変わるはずです!
おすすめは、朝日が昇るタイミングです。
ぜひ事前準備をしっかりとして、臨んでくださいね♪
カンボジア一の観光地の魅力を、少しでもご理解頂けたら幸いです。

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