【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【9】カタヴィ国立公園(タンザニア・アフリカ)
カタヴィ国立公園 ~タンザニア~
手つかずの自然と野生動物をひとり占め!
タンザニア南西部にある『カタヴィ国立公園』(Katavi National Park)。タンザニア国内で3番目に大きい国立公園ですが、アルーシャから飛行機で4時間もかかる不便さから、手つかずの自然が残されています。
サファリ客も他の国立公園に比べると少なく、穴場中の穴場といっていいほどです。
サファリカーもまばらで、ほとんど視界に入りません。目の前にある大自然と動物たちをひとり占め!そんな気分が味わえるのが、『カタヴィ国立公園』の魅力なのです。敷地内はうっそうとした森で覆われ、雨季には水辺が水鳥の天国になりますが、やはりここでの醍醐味は乾季。ゾウ、キリン、サイ、インパラ、マングース、イボイノシシ、バッファローは滞在中、当たり前のように見かけることができます。
怠け者のカバに思わず脱力!
しかしながら、どんな動物もカバの数にはおよびません。ヒポプールにいるカバはまるで「つくだ煮」状態。泥水のなかでひたすら昼寝をする怠惰な姿はほほえましく、こちらもつられて脱力してしまいます。しかし、午後になると一斉に陸に上がり、草をムシャムシャ食べ始めます。カバが陸を歩くだけでも珍しいのに、それが何十頭もいるなんて、本当に貴重な光景です。
カタヴィにいくつか素敵なテントロッジがあります。そのうちのひとつが、ブッシュに囲まれた超ナチュラル「CHADA KATAVI」。鳥やベルベットモンキーといった小動物だけでなく、ときにはゾウのファミリーも敷地内に入ってきて、宿泊客にうれしいサプライズを与えてくれます。サービスも気が利いているし、野菜たっぷりのヘルシー料理も日本人好み。テント内も快適。ゆったりとしたスペースと高めの天井は開放感があり、居心地満点!テラスでコーヒーを飲みながら、サバンナを見渡す午後のひとときは言葉にできません。
ワンポイントアドバイス
カタヴィにはツェツェバエが多いので要注意。刺される瞬間チクっと痛く、後から赤く腫れます。予防接種もなく、虫よけスプレーも効き目がないので、長袖&長ズボンで防御するしかありません。その他、ごくまれではありますが、ススメバチもいるのでご注意を。
カタヴィ国立公園への行き方
日本からタンザニへはヨーロッパや中近東を経由して、国際空港のキリマンジャロ(Kilimanjaro)へ行きます。(タンザニア国内のダルエスサラーム(Dar es Salaam)で乗換える場合も)
キリマンジャロからアルーシャ(Arusha)へは、車で約1時間、アルーシャからカタヴィ国立公園へは小型飛行機で約4時間。