日光・鬼怒川の人気&おすすめ観光ポイント50選 日帰りでも行ける定番の日光東照宮だけでなく穴場スポットや絶景ポイントも
6.想像の象【 日光 】
想像の象は、日光東照宮の春秋春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される、
馬具や装束類が収められている三神庫のひとつで、
神庫の屋根下妻面に彫り込まれている2頭の象とおぼしき動物の彫刻です。
狩野派随一の絵師として知られている狩野探幽が、
下絵を描いたとされる彫刻で、2頭の象は狩野探幽が実物の象を見たことがなく、
話を聞いて想像して描いた象であるとされていることから、
「想像の象」と呼ばれるようになりました。
三猿、眠り猫、想像の象という東照宮の三彫刻の1つで、
右側の象は三日月形をした目で、独特の表情をしていています。
左の象はふさふさとした体毛が全身をおおっていて、3つ又の尾を振りかざしています。
なんとも不思議な想像の象ですね。
■ 基本情報
- 名称: 想像の象(日光東照宮内)
- 住所: 栃木県日光市山内2301
- アクセス: JR日光駅・東武日光駅より東武バスで「神橋」下車 徒歩8分
- 営業時間:
◆ 4~10月|8:00~17:00
◆ 11~3月|8:00~16:00 - 定休日: なし
- 電話番号: 0288-54-0560
- 料金: 大人・高校生1,300円、小・中学生450円
- 所要時間: 1~4時間
7.神厩舎・三猿 【 日光 】
日光東照宮にある建物で唯一の素木造りが、神馬をつなぐ神厩舎。
その長押には、猿が馬を守るという言い伝えから8面の猿の彫刻があり、
猿の一生を描くことで、猿の姿を借りて人間の一生が風刺されています。
長押にある8面の猿の彫刻のうちで、
特に知られているのが2番目の長押に刻まれている彫刻で、
三匹の猿の仕草から「見ざる・言わざる・聞かざる」の「三猿」と呼ばれています。
この「三猿」は、子供の教育とは
“悪い事を見たり・言ったり・聞いたりしないように育てなさい”という
教育論という説や、東照宮の根本理念を現しているとという説などがあります。
また、この日光東照宮神厩(三猿)は国指定重要文化財に指定されている、貴重な彫刻です。
■ 基本情報
- 名称: 神厩舎・三猿 (日光東照宮内)
- 住所: 栃木県日光市山内2301
- アクセス: JR日光駅・東武日光駅より東武バスで「神橋」下車 徒歩8分
- 拝観時間:
◆ 4~10月|8:00~17:00
◆ 11~3月|8:00~16:00 - 定休日: なし
- 電話番号: 0288-54-0560
- 拝観料: 大人・高校生1,300円、小・中学生450円
- 所要時間: 1~4時間
8.平家の里【 湯西川・川俣・奥鬼怒 】
湯西川温泉がある湯西川の集落は、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人が逃げ延びて棲み着いたとされています。
世間に所在を明らかにしないために、鯉のぼりをあげない、鶏を飼わないなどの、
平家の落人が守り続けていたという風習が今でも残っています。
湯西川の集落では、「平家の里」として里にあった民家を移築復元して、
平家と隠れ里とのつながりやそれぞれの歴史、
平家の隠れ里であったが故に生まれた生活様式や、
生活の糧となっていた伝統工芸の木杓子造りなどの紹介を行っています。
平家が源平の戦に敗れて800年目という節目になる、昭和60年に建てられました。
6月には、平家大祭が行われます。
見どころは、平家絵巻行列で、鎧兜の武者や雅びやかな姫が
湯殿山神社から平家の里までの約2kmの道のりを練り歩くという、
まるで平安時代にタイムスリップしたような光景ですよ♪
■ 基本情報
- 名称: 平家の里
- 住所: 栃木県日光市湯西川1042
- アクセス: 野岩鉄道 湯西川温泉駅より東武ダイヤルバス「本家伴久旅館前」下車 徒歩6分
- 営業時間: 8:30~17:00(9~11月|~16:30、12~3月|9:00~16:00)
- 定休日: 無休
- 電話番号: 0288-98-0011
- 料金: 中学生以上 500円、小学生 300円
- 所要時間: 40分~1時間
- 公式サイトURL:http://www.bankyu.co.jp/enjoyment/pop-heike.html
9.鬼怒川温泉【 鬼怒川・川治 】
鬼怒川温泉は、古くは宝暦2年(1752年)に滝温泉という名で、
鬼怒川西岸のみに開湯した温泉がはじまり。
「傷は川治、火傷は滝」と称された火傷に効能のある温泉として
知られていましたが、明治になるまでは、日光の寺社領だったことから
日光詣での僧侶や大名だけが入湯を許された温泉地でした。
明治に入ってから、鬼怒川の東岸に藤原温泉が発見されて
一般開放されたことで、東京の奥座敷として関東有数の温泉地となり、
昭和に入って二つの温泉は合わせて、鬼怒川温泉と呼ばれるようになりました。
一般開放されてからは、鬼怒川渓谷沿いには旅館やホテルが建ち並ぶ
関東有数の大型温泉地となり、多くの観光客が訪れる観光地となりました。
アルカリ性単純温泉で、肌にも優しい軟らかな泉質のお湯の効能は、
神経痛や五十肩、疲労回復や健康増進などですよ♪
■ 基本情報
- 名称: 鬼怒川温泉
- 住所: 栃木県日光市大原1404-1
- アクセス: 東武鬼怒川温泉駅下車
- 電話番号: 0288-77-3111 (鬼怒川・川治温泉公営観光案内所)
- 公式サイトURL:http://www.nikko-kankou.org/spot/51/
10.裏見ノ滝【 日光 】
裏見ノ滝は高さ45m、幅2m、落差19mの滝で、奥日光三名瀑のひとつ。
滝の裏には寛永元年(1624年)に奥州の出羽三山から迎えられた荒沢不動尊が、
天海大僧正の命により安置されました。
元禄2年(1689年)に芭蕉が奥の細道の途次に日光を訪れて、
裏見ノ滝に赴いたおりに「暫時は滝に籠るや夏の初」の句を
「おくのほそ道」に残しています。
安良沢川上流にかかるこの名滝は、もとは滝の裏側から観ることができたので、br /> この名前が付いたとされています。
残念ながら、現在は、裏側に行くことができませんが、
表側から見る光景も迫力があり、素晴らしいですよ!
■ 基本情報
- 名称: 裏見ノ滝
- 住所: 栃木県日光市
- アクセス: JR日光駅・東武日光駅より東武バスで「裏見の滝」下車 徒歩45分
- 電話番号: 0288-22-1525(日光市観光協会)
- 所要時間: 2~3時間
- 公式サイトURL:http://www.nikko-kankou.org/spot/134/